創業・融資のお話

起業したい願望がある人はどのくらいいるのか?

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現在会社に勤めていて特に問題なく生活はできています。しかし現在の仕事に不満があり、昔からの自分の夢をあきらめきれません。

 

このような話を聞くことがあります。

現在お勤めの方も、少しは潜在的に起業意識があるように感じます。

体感では感じることが時々ありますが『起業に関する意識』を具体的にデータで見てみたいと思います。

 

日本政策金融公庫総合研究所が行ったアンケート調査の「起業と起業意識に関する調査」のデータを見てみましょう。

2 実施要領

(1)調査時点 2014年11月

(2)調査対象 全国の18歳から69歳までの男女 19万7,009人

(3)調査方法

インターネットによるアンケート(スクリーニング調査と本調査の2段階) インターネット調査会社から登録モニターに電子メールで依頼し、ウェブサイト上の調査画面に回答者自身が回答を入力。

① スクリーニング調査 … 本調査の調査対象(「起業家」「起業予備軍」「起業無関心層」)に該当するかどうかを判別するための簡易なアンケート

② 本調査 … 調査対象の該当者(「起業家」「起業予備軍」「起業無関心層」)に対して行う詳細なアンケート

 

回収数の合計が40,220件で、内訳は男性19,799件、女性20,421件の回収結果であった。

 

この調査は第一段目の調査は簡易な三択、第二弾目の調査はそこからさらに掘り下げています。

結構な数の回収になっていますので、信ぴょう性は高いと思います。

 

このデータでは男女全体の内、起業に関心があるのは18.3%、以前は起業に関心があったが 13.0%、以前も今も起業に関心なしが68.7%

 

上記の並びで男性のみでは、24.7 %、16.2 %、 59.1%。

 

同様の並びで女性のみでは、12.8%  10.2%、 77.0%

 

まとめると、男性の方は約40%がどこかの時点では起業を考えたことがあるようです。

 

友達A君
俺も今の仕事で満足してない。思い切って何か事業がしたいなぁ。

 

飲み会等で色んな職種のメンバーが集まると、こんな会話も多いですね。

 

また先ほどのデータの起業に今関心がある方を年齢別にみてみると、20代が24.0%。30代が 23.0%。40代が20.2%。 50代が15.9%。60代が7.5%。

 

20代以降はどんどん年齢とともに起業に対するあきらめが出てくることがデータで分かりました

 

私の体感では30代が最も起業転職に対する意識が高いと思っていたので意外でした。

 

しかし、よく考えてみると私見ですが、起業に関心がある20代の24.0%より、起業に関心がある30代の23.0%の方がより起業に関する意識としては高いのではないかと思います。

 

具体的には環境要因があります。

そろそろ転職も厳しい年齢になってきた・結婚・子供の責任感 等々・・・自分を取り巻く環境の変化からの事情が少なからずあるんじゃないかと思います。

 

つまり、起業に対する関心のある人数は減少していきますが、反比例してその中での起業する割合は高まっているのではないかと思います。

 

このデータでは起業に関する意識のアンケートの後の、実際に経営者となった人の年齢別の割合はありませんでした。またなんらかの資料があれば確認したいところです。

 

 

この、起業の原点である意識に関しては、また掘り下げて検討していきたいと思います。

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