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創業計画書の記入ポイント1【創業の動機・事業の経験等】編

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創業計画書の【創業の動機・事業の経験等】の記入に当たって注意すべきポイントは?

創業計画書を書くにあたり、1つめの項目に『創業の動機・事業の経験等』という欄があります。

 

また、日本政策金融公庫のHPにも記載例があります。

しかし記入例はあくまでも仮想の人物であり、事業にすぎません。

記入例通りの計画書は印象が良くありません。

① 創業の動機は自分の人生経験から生まれた本心を書きましょう。

面談の時に間違いなく創業の動機等が聞かれます。

その際に通常であれば自分のやりたい事や強い目的意識がある事に関しては、人間だれしも饒舌になるものです。

創業計画書に書かれていることと、面談時に熱く語っている話がどうも違うとなれば違和感を感じます。

結果的に実際の内容が記入例通りであれば問題ないのですが、大半の場合は自分の独自の文面になるはずです。

 

税理士平尾政嗣
記載例通りの優等生になる必要は全くありません!

 

また、一番ベストな創業動機の引き出し方は、自分のこれまでの人生を振り返る方法です。

 

誕生から幼稚園・小中高・大学専門学校・社会人等の時代ごとに、今でも印象に残る想いや起こった出来事を少しづつ書き出してみてください。

 

私も少しづつ書き出して、自分の歴史を振り返りました。

出来上がった資料を全体的に俯瞰して見ていくと、強く思ったことや出来事に大きく左右されて、今の自分の性格や行動原理が形成されている事が良く分かりました。

その中で必ず現在のやりたい仕事の動機になる出来事が大なり小なり見つかります。

税理士平尾政嗣
幼い時にこそ自分の柱になるポイントが隠されているケースが多く見受けられます!

 

それでもどうしても文章が短くなりすぎる、うまく文章が出てこない等あれば・・・・

② 動機の中で客観的に開業する業態を分析する文章を入れるのも一つの手段です。

少し動機としては弱くなりますが、客観的に自分の事業がどう成立すると思ったから等の分析の結果を創業目的とするケースもあります。

 

市場の動向・エリア分析の結果、自分の持つ資源を今このエリアに投下する事が合理的である等々・・

事業分析等により何らかの根拠に基づいたものであれば、それが結果として創業する目的にもなります。

 

③ 過去の事業経営の経験について

これは、正直に3択のうちのどれかを選択してください。特に問題はないと思います。

 

③ 事業の経験等については、白紙はやまめしょう!

 

正直な人は、創業しようとする事業の経験が全くない時に空欄にする方がたまにいます。

 

しかし、本当に創業しようとする事業に全くタッチしていないにもかかわらず、その事業で創業するのでしょうか?

必ず何らかの直接的または間接的なつながりがあったからこそこの事業を選んだはずです。

特に間接的に事業経験がある方は白紙で書いている方が多いように思います。注意してください。

 

税理士平尾政嗣
創業計画書の1項目目は創業者自身の事が一番伝わる項目だと思います。しっかり伝えきりましょう!

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