創業・融資のお話

親族関係者でない共同経営の開業の融資は通りにくいのか?

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開業の融資案件のサポートを色々やっていると、たまに仲の良い友人の関係性で個人事業を2人で創業し共同経営で開業をしたいとおっしゃるお客様がいらっしゃいます。

共同経営というくらいですから、一人が代表者でもう一人が従業員ということでは無く、二人ともが代表者という意味です。

確かに、私が友人と何か事業をやると考えても、ワクワクしますし、一人より二人の方が何でも成功確率は上がるのではないかと思ったりもします。

今でも友人と集まると斬新な事業のプランの話をしたりして、かなり盛り上がります。

 

しかし・・・

共同経営型は金融機関から開業借入を受ける場合、ケースによっては通常のパターンより難しくなります。

 

実際、私が金融機関と対応していて、融資を決定する内部でこの論点が争点になりました。

 

理由はケースにより色々あるとは思いますが、一つのポイントをピックアップしてみます。

たとえば、事業を続けている中で経営方針の違い等の様々な理由で、仲たがいした時はどうなるのでしょうか?

 

2人での共同経営であれば、通常どちらも何らかのスキルや担保をそれぞれが保有しているからこそ共同経営で行こうと考えます。全く資源を保有していない人を事業パートナーとして考えませんよね。

 

喧嘩別れがあったとしたら、もちろん借入金もありますし、どちらかが事業を継続することになると思います。

 

ポイントは事業を継続したとしても、一人が脱落するとその方が保有していた何らかの財産スキルその事業から失われます。

これが事業経営を行う上での大きな損失となると想像できます。

 

しかしながら、今回のお客様は紆余曲折ありながら、事業用物件を探すところから始まり約9か月間経過し、ついに開業借入金の融資確定となりました!長かった・・・

I銀行員さん
Iです。いつもお世話になっております!今お電話大丈夫だったでしょうか?

はい。何かありましたか?(気づいていない)
I銀行員さん
実はかねてからの△△様の融資案件が無事確定いたしました。長らくかかりましてお手数かけてすみません。
ありがとうございます!いえいえいえ!なにをおっしゃいますか!(あまりの嬉しさにへりくだりすぎました)

あれだけ難航したのに、こんな瞬間がくるとは・・・なんて日だ!

さすがにここまでの長期間のサポートは初めてだったため、融資の決定の電話があった時は嬉しさを隠せませんでした。

 

冒頭から共同経営は借入が通常より通りにくいから、やめた方がいいと書いてきました。ただし、絶対ダメというわけではありません。ケースによっては一つの不利な条件だということです。

このお客様の場合は他の条件面で、きっちり貸す側にとっての条件をクリアできました。

 

融資を受けるにあたってどうやれば上手くいくか、色々な情報が飛び交っているとは思います。

結局、一つ一つの基本的な条件を積み上げて、それを金融機関から見てリスクの少ない投資条件だなと認識してもらえるかどうかです。

スラムダンク 赤木剛憲(ゴリ)

基本がどれほど大事かわからんのか!!
ダンクができようが何だろうが
基本を知らん奴は試合になったら
何もできやしねーんだ!!

 

思い出しました・・・

 

開業を検討されている方は、開業の時の数値のプランニングはもちろん、事業形態も念入りに検討してくださいね。

 

 

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